salon, サロンのあかり

2010年9月2日

「応接間」や「客間」って最近あまり聞きませんね。以前は「リビングルーム」よりもフォーマルな場所として、住宅の中にもっとありました。

*広場もサロンに

その昔、ゲストを招く場所=「サロン」で美術展などが開かれるようになったことから、集会や展示会が行われる場所のことを「サロン」と呼ぶようになったそうです。

ミラノ・サローネの「サローネ」はイタリア語で「サロン」という意。「サロン」には人が集い、共通の話題や流行などについて話しをします。

人が楽しく集うため、話をするためにはあかりも重要。

照明によって話が膨らんだり、萎んだりもします。話し込んで夜が更けてくると、白い光では味気なく感じます。狭い範囲が照らされている方が心も落ち着きます。

プライベートな場所だけでなく、公共の場所でも話が弾むようなところがもっと増えるといいなぁ、と思う夏の夜でした。

光を見る場所

2010年8月29日

「照明はやっぱり実物を見てから選ばないと…」などと言いますが、ちゃんと光を見ることができる場所は意外に少ないものです。

東京ほどの大都市であっても、照明の専門店は数えるほどしかありません。

*夕闇が迫るビルの谷間

照明に限らず、個性的な店員がいるお店は面白い。店主と波長が合うかどうかは別にしても、自分が良いと思うものが並べられた店内には、一本筋が通っている。

時々ちょっとやり過ぎだったり、おしゃべりが止まらない名物オヤジもどこか憎めないもの。ちょっと寄って行こうという気にさせる看板娘なんてのもいいですね。

駅前にあった老舗の最中(もなか)屋さん。お土産にちょうど良かったのに…と思いだすこともしばしば。暖簾を下ろして随分経つけれど、あの食感は忘れられません。

時代の流れはやむを得ないとはいえ、心はそこにきちんと留まっています。

世界のユニークな照明を日本へ紹介してくれた秋葉原のショップが今月で閉館。
ここにあかりが灯らないのはとても残念です。

LEDシーリングライト登場

2010年8月21日

初の家庭用LEDシーリングライトが2010年9月に発売されます。

形状は同用途の蛍光灯器具よりも薄く(厚さ:4.3cm)、平べったいディスク状となっています(直径:φ60cm)。

*天井にくっついたレコード盤のようなLEDシーリングライト

ディスクの中心に光源が組み込まれていて、周囲のアクリルカバーが光ります。
リモコンで明るさと光色の切り替えが可能。1台でさまざまな雰囲気が作れるのが特徴とのこと。

ちょっと残念なのは、「新」光源であっても、「旧」用途のための製品であるところ。
蛍光灯シーリングライトの代替品であり、「一室に一灯」という照明手法です。

LEDならではのアイデアを持った、新しい使い方を提案するような新製品を期待しています!

Le lune di Pompei

2010年8月12日

ナポリ郊外のヴェスビオ火山の麓にあるポンペイ,Pompeiは、世界から観光客が訪れる古代都市の遺跡。

*要予約。スケジュールの確認と予約はホームページで。

10月までの限定イベントとして Le lune di Pompeiと題した夜間見学ツアーが行われています(通常は日没後の見学はできません)。

炎天下をてくてく歩くのとは違った、神秘的光景が楽しめるはずですよ。
足下がでこぼこなので歩きやすい靴で見学を。

*infomation:
tel. + 39 081 19303885 (月曜~日曜, 10.00-20.00)
fax + 39 081 19308787
info@lelunedipompei.it

Le lune di Pompei, On-Line Booking

夏のアカリを楽しむ

2010年8月4日

暑い夏にもアカリの楽しみがあります。

*愛知県一色町の大提灯まつりの様子

まずは花火!夜空に打ち上げられた色とりどりの輝きは心をすっーとさせてくれます。露店の裸電球や提灯も雰囲気ある光景をつくります。

*花火のカップル(ピンボケですがあしからず)

8月は秋田の「竿灯まつり」、愛知一色町の「大提灯まつり」など、さまざまな夏祭りが開かれています。

暑中お見舞い申し上げます。良い夏をお過ごしください!

シャンデリア用のLED電球

2010年7月19日

これまでシャンデリアなどの装飾的な照明器具には、クリアガラスの白熱電球が多く使われてきました。ほどよい眩しさのキラキラとした光は、美しいものです。

*旅先で出会ったシンプルなシャンデリア

クリアガラスの白熱電球は、フィラメントのきらめきが特徴です。その光り方を真似たLED電球も各社から発売されています。同様の輝きを作るため、LEDの光を拡散する透明レンズがカバーの中に組み込まれています。

ソケットを下にしてセットされることの多い、シャンデリア用の電球。このLED電球の場合は白熱電球と同様に、下方向(ソケットの方向)へ光が拡がります、とメーカーの説明がありました(2010年8月発売予定)。

次はE26のサイズの「LEDクリア電球」の登場も心待ちにしています!

ほしづきよの下で

2010年7月18日

「ほしづきよの下で」と題した展示イベント。

7/1から新宿Park Towerで行われていますが、早いもので星空映像の投影はあと10日ほどで終了します(7/31まで)。

白いオブジェの展示は8/31まで続きます。

*天幕に映し出されたタイトル、続いてその都市の星空が。

*天幕スクリーンの周囲を涼しげな白いオブジェが取り囲みます

お近くへお出かけの際には、お立ち寄りください!

光を遮るために

2010年7月9日

イベント「ほしづきよの下で」で、星空の映像を投影するスクリーンは、その周囲のオブジェと同じ白い不織布で作りました。しかしこのままでは、トップライトのある上方から光が抜けてしまうので、スクリーンとしての役目を果たせません…

*約6mの天幕の裏側

そこで、思い出したのが理科室や視聴覚教室などで使われていた黒い遮光生地。

カーテンの裏地として販売されている生地で裏打ちした、オリジナルスクリーンが出来上がりました!

夏の夜空

2010年7月6日

夜空を見上げると…
残念ながら、明るい街の光に遮られて、美しいはずの星空はよく見えません。

こんな光景に私達は慣れてしまっていますが、毎晩星たちはちゃんと輝いているのです。

7/1~新宿パークタワーのアトリウムで行われている展示イベント
「ほしづきよの下で」
のデザイン・ディレクションを行いました。

陽が長い、夏の夕暮れ。

ようやく暗くなりかけた時間に、夕涼みがてら星空を眺めにお出掛けください!

Milano Design Week や light+building から数カ月が経ち…

2010年6月25日

早いもので、4月に開催された Milano Design Week や light+building から数カ月が経ちました。

年々メディアでの紹介も増えているのは嬉しいかぎり。また行きそびれたり、見逃したイベントや展示の動画をみることが出来るのは大変便利です。


さて、イタリアでも人気の高い建築家、Kengo Kuma が手掛けたインスタレーション CCC Wall,(Milano Design Week 2010 期間中にミラノ大学内のコートヤードで展示) の様子を紹介する動画を。