灯台の光源を電球からLEDに
「京都府では30基の灯台のうち約半数の灯台でLED化が進み、”海の道しるべ”は徐々に灯台守の手を離れつつある」との記事を読みました。
これまで広く使われていた白熱電球からLEDに切り替えることで、90日に1回程度の電球交換が不要に。また太陽光パネルの併用で、台風による送電線の切断や落雷による故障の心配も減るといいます。そのうちに電柱や送電線が灯台へ向かう景色も見られなくなるかもしれません。
「室内のインテリアや照明のクオリティは素晴らしいのに、屋外はなぜこんなに悪いデザインなのかがよくわからない…」と、初めて日本へ来たイタリア人の友人(彼も照明の仕事をしています)が言っていたのを思い出しました。
灯台のLED化のように新しい機器の導入が、景観まで変えることが出来るとすれば、街に乱立する電柱を無くして、皆が使う場所のデザインを変えることも不可能ではありませんね。