夏向きの照明を作る方法
気分も湿りがちな雨の季節ももう少しでお開きですね!
「暑い夏には、照明についてあんまり考えないよね」とおっしゃるのはもう昔の話。
夏向きの照明で、活動的な季節をさらに充実したものにしてみてはいかがでしょう。昨今の新しい光源技術のお陰で、熱の放出が抑えらるように工夫されたLED照明を使うことも出来ますし、広い範囲を煌々と照らさずとも抑えめの照明を使って心地よい環境が作れます。だから、夏の間に照明を考えることを悪くありません。
まず優先したいのは、目から入っていくる情報(視覚情報)。この影響力は多大なものですから(人が知覚する情報の80%は目から入ってくるといわれています)、夏向きの照明を考える際にも、この点を大切にすることをお薦めします。例えば、涼しげな色合いでナチュラルな雰囲気の木や、光を反射しないマットな仕上げのホワイトのカラーはさわやかなイメージを助長してくれます。光のとともに照明の外観をよく考慮します。
また、たくさんの照明を点けないというのは、夏に向いた照明の使い方です。エネルギー消費を抑える観点だけではなく、前述のような視覚情報の私たちへの影響を鑑みると納得できる、暮らし方を大切にした選択ではないでしょうか。例えば、置き型の照明、フロアランプやテーブルランプはこんな照明の作り方に役立ちます。レイアウトなどに応じて用意に動かすことも可能です。光が必要な場所、人に近いポジションから照らすことで、程よく適切な明かるさが得やすいと思われます。
その空間の用途やデザインによっては、温かみのあるオレンジっぽい光色からより涼しげな白っぽい光色へと光の色味を季節ごとに変えるなどという調整が難しいことがあります。まずは照明を点灯する場所を変えたり、フレキシブルな置き型の照明を組み合わせることでより良い環境を作ることが出来ます。
少し工夫された、夏向きの照明を楽しんでください!