照らされる場所と照らされない場所を作る
小さな木造の教会。
並んだステンドグラスの窓から、室内へと光が差し込みます。
ところで、
ステンドグラスの
「-stained」は、「色がついた」という意味ですね。
光に色をつける。うん、なんか雰囲気がある感じ。
でも、何も無いところ、空気を光が色付けるわけではありません(虹は別にして)。
光を受ける「何か」があるから、その光の存在と光の強さや色が分かります。
天井や壁、テーブルや椅子などの家具、そこに集う人々の顔、コーヒーカップなど。
「照明計画」は、照明器具だけを並べていくだけでは出来ません。
照らされる場所と、照らされない場所を作っていきます。