何を照らして、何を照らさないか
カメラのレンズにつける「レンズフード」。
その役割は、レンズに入ってくる不要な光をカットすることで、レンズに映りこんでしまうフレア現象やゴースト現象を防ぐ役割があります。
一方、スポットライトなどの照明器具につける筒のような形の「スヌート(フード)」。
これをスポットライトにセットすると、光が照らすエリアを制限し、光のエッジをぼかしたグラデーションを作ります。
そして、そこを行き交う人にまぶしさをまき散らすことなく、光が当たったところに視点を注目させてくれます。
スヌートは、
何を照らして何を照らさないか、
をはっきりとさせて、
照明計画のストーリーや意図を明確にするためには欠かせないツールのひとつです。
スヌートとは、「鼻」という意味。鼻を利かせてよい照明を作りましょう!