Mazda Perle
レイモン・サヴィニャック(Raymond Savignac)のポスター展で、「Mazda Perle」(1952)という作品を見つけました。
ここに登場する電気屋のおじさん!?が灯す先には、「Eclaire mieux sans e’blouir (眩しさを抑えた良い照明)」とキャッチコピーが。当時新発売された、フィラメントの眩しさを少なくする「Perle」タイプの電球(フロスト加工されたガラスを使った電球)をPRしています。
Mazda lamp(マツダランプ)とはタングステンをフィラメントに用いた白熱電球の商標。
日本では明治38年(1905年)に藤岡市助が、エジソンの会社である米国ゼネラルエレクトリック社との提携を図り、国産電球の製造を開始。明治44年(1911年)に発売したタングステン電球をMazda lamp(マツダランプ)と名付けています。
Mazdaという言葉はゾロアスター教の光の神様「アフラ・マズダ」から取られたそうです。