エコ電球だけでいいの?
白熱電球廃止に関するドイツのTVニュースを見ました。
EUの規定により、来る9月からは100Wの電球と全てのフロスト電球は販売されなくなるため、買い占めが起こっているそう。インゴ・マウラー Ingo Maurer がインタヴューに答え、快適な空間や雰囲気を作り出す白熱電球の重要性を訴えていました。
私は白熱電球の完全撤廃には反対です。
なんだか心が和む白熱電球の味わいは、その光の色をまねた蛍光灯では得られません。夜はやっぱり白熱電球のもとで食事したいものです。
必要なのは、適切な場所に、その目的にふさわしいあかりを灯すための工夫。
例えば、複数の照明を使い分けること、長時間点灯するところにはエコ電球を使う、シーンに応じて白熱電球やハロゲンランプを調光すること(照明を絞れば省エネになります)、など。
暮らしの中での照明の使い方を考えてみませんか?
それによって、エコと快適性の共存も可能になるはずです。