Library in Stapleton, NY
インターネットやデジタルメディアが普通で必要不可欠になっている今、これからの図書館のあり方が問われていますね。
今日紹介したいのは、ニューヨーク市ステープルトンの図書館のプロジェクト、Stapleton Library。Andrew Berman Architectが、1907年に建てられた建物をリノベーションを手掛けました。近隣の人々が利用し、街のランドマークでもあるこの場所が、デジタルハブに生まれ変わっています。
グレーやホワイトを基調とした空間には、直線的な形状のサスペンションライトが設置され、垂直に走るカーテンウォールや水平方向に伸びる天井の梁と上手くコーディネートされています。
特徴的なのは、木製天井からの反射光。これが空間の中に「温もり」を感じさせ、無機質な素材で構成された面との対比を作っています。
ストックや古きものも活用しつつ、新しいものと融合していく。
建築や空間もそうだし、メディアの使い方もそうなっていく方が良いでしょう?