新製品、それともコピー?

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新製品、それともコピー?

既存の曲、そのフレーズや一部を使い新たな曲を作り上げる、リミックス、サンプリング、替え歌。レゲエ、ダンスミュージック、ヒップホップなどのジャンルで、ミュージシャン達は斬新な試みに取り組み、新しい名曲を生んできました。時には、その元ネタの使い方について、著作権上での問題となることもあります。

元ネタとサンプリング楽曲の創作的表現における実質的類似性が立証されなければ著作権侵害責任は問われない。

これは、アメリカの著作権法「フェア・ユースの法理」の視点。何がバツで、何がOKなのかを定めています。

ところで、世の中には「コピー商品」って本当に多い。照明においても、ヘニングセンのランプに似せた北欧風ランプやカスティリオーニのコピー品が山ほどあります。でも、サンプリングのように、新鮮な音へと変わる、新たなジャンルを作ることが出来ているでしょうか?うーん、そうは思いません。

by LAMPIONAIO Inc.

“Piano lamp” 2/2, opal glass shade (1931) by Poul Henningsen
3枚のシェードで構成された「本物」(@ “Lightpia” in Vitra Design Museum

メーカーやバイヤーの皆さま、設計者やデザイナー諸氏、
元ネタとは違う魅力を放つ(サンプリングのような)製品、デザインをもっと届けてよ!



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