LED電球を買いに行く時のポイント「口金」「 一般電球形」「全方向タイプ」「白熱電球 80W 相当品」「調光」って?
LED電球を買いに行った時のこと。
フィンランドの木製照明ブランド、セクトデザインのペンダント製品に使うランプなので…
→ E26 口金 一般電球形LED電球 全方向タイプ(白熱電球「60W」相当品)
と、「Octo(オクト)4240」 などの大きめのペンダントランプのためには…
→ E26 口金 一般電球形LED電球 全方向タイプ(白熱電球「80W」相当品)
をセレクト。
その際に気がついたのですが、メーカーによってLED電球の品揃えが微妙に違います。
例えば、《白熱電球「80W」相当品》は東芝ライテック製のLEDにはラインナップされていますが、パナソニック製のLEDにはありませんでした。
セクトデザインでは、大きめのペンダントランプに《白熱電球「80W」相当品》のLED電球をお勧めしています。《白熱電球「100W」相当品》も使用できますが、用途や設置する場所や周囲との明るさのバランス、あなたの好みの明るさを考慮してお選びになってください。
ところで、LED電球の名称、例えば「E26 口金 一般電球形LED電球 全方向タイプ(白熱電球「80W」相当品)」って長すぎますね。うーん、これじゃぁ覚えにくいし、簡単に伝えられません。
LEDビギナーのあなた向けに、LED電球選びのポイントを解説しますね。
まず、「口金」というのは、ソケットの大きさ・規格を表す数字。
お使いになる照明器具の口金とセレクトするLED電球の口金は合ったものにしてください。
それから、「一般電球形」と書いてあれば、普通の白熱電球の形をしているLED電球のこと。つまり茄子形(←日本ではこんな呼び方もされていました、茄子の形に似ていますよね)の電球のこと。欧米では梨形(洋梨形・ペアー形←なんかおしゃれな感じです)とも呼ばれます。
「全方向タイプ」というのは、光の広がり方を表しています。白熱電球や電球形蛍光ランプに近い光の広がりのものが「全方向タイプ」です。LED電球の光の広がり方には数種類ありますので注意してご確認ください。
最後に「白熱電球 ??W 相当品」というのは、そのLED電球の放つ光の量を表しています。LED電球のパッケージなどに表記されている、lm(ルーメン=光束)という単位の数字で、光の量が多いか少ないかが比べられますよ。
これからのLED電球に求められているのは、「調光」できるものがもっと増えることでしょう。
暮らしのシーンや個人の好みに合わせて明暗の調節が行えるのは便利ですし、個人個人に合わせるという照明の大切な機能です。白熱電球なら比較的簡単に調光できましたが、LED電球で「調光器対応」とされているものは残念ながら未だあまり多くはないのです。
美しい照明を作る新しい電球は、人間にもっともっと寄り添うものになって欲しいですよね。