中国、光の街へ

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中国、光の街へ

Zhongshan_Guangdong

街のメインストリートを走っても走っても、通りの両側は照明器具専門店ばかり。そんな光景が続き、圧倒される。市街地にはシャンデリアから屋外灯までさまざまな照明器具、LED、電球、電灯のシェード素材、装飾用アクセサリーなどの店舗がひしめき合う。そして街の郊外には製造工場が集まり、またその周辺には多くの高層集合住宅が並ぶ。

こんなところ、今まで見たことが無い。

思わず、
全てのビジネスが成功しているのか?
膨大な選択肢の中からどうやって選べばいいの?
との疑問が…

「中国は世界の工場」といわれるが、珠江(Zhujiang)デルタ地域は加工製造業が最も発達している地域。照明関連産業もしかり、他地域の比ではない。ただし、「ここ最近は人材確保が難しいので、本当に頭が痛い」との話を関係者から聞いた。これまで通りとはゆかず、「同地域の製造業は廉価な労働コストという強みを失うだろう」とする経済学者の発言もありますが…

そのパワーは強大で、スピードはとてつもなく速い。

3 Comments so far:

  1. 悦子 より:

    中国でモノを買う時は、卸はもちろん、小売店を目指しても、安さ、ヴェリエーションの広さを考えると、関連した店が集まっているところへ行くことになります。
    照明器具、家具、生地、服…
    繁華街の、世界の別の都市でも見慣れたショッピングセンターや百貨店、ちょっとしゃれたセレクトショップを除いた一般の小売店に並ぶものは、一足伸ばせばたどり着ける“○○街”で安く手に入る。
    人材確保が難しくなった今、中国は「世界の工場」ならぬ「世界の市場」…?

  2. Seitaro より:

    oo街の規模に圧倒されました。車で10分くらい走っても途切れない膨大な数の店、店。そして人と物の圧倒的なボリューム。大きなうねりの中に飲み込まれたような感じです…
    この小さな町はまさに照明産業のための「光の街」。東京はインターナショナルな都市ですが、照明専門店はそれほど多くありません。しかし隣国にはこんな光景が広がっていました。

  3. 悦子 より:

    中国では一般的に『選択眼が成熟していない』ということを耳にします。
    “世界の工場、世界の市場”。あらゆるものがあふれていますが、取捨選択することが、今、得意ではないのかもしれません。
    東の果ての日本文化はミニマリスムに表せるように、選びとることは得意。
    そんな得意分野の協力があったら、新しい魅力が生み出せるのではないでしょうか?

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