アキッレ・カスティリオーニのデザインした照明器具
グッと引き寄せられる何か。
初めて出会った時の「驚き」や「わくわく」する気持ち。
なんだか好きになるランプは、いつも特別な面持ちを持っているように思う。
アキッレ・カスティリオーニのデザインした照明器具は、まず人を引き付ける魅力を持っている。その「かたち」はイタリアンデザインのシンボルとして広く知られているけれど、明確な目的のためのものであったことを後で知ることになる。
「こんなふうに使ってみたらいいんじゃないか」
「こういう道具があれば便利だろう?」
彼の声が聞こえてきそうだ。
“Parentesi”という照明器具。
天井から真っ直ぐにぶら下がったワイヤーに 「差し込まれた」電球を上下に動かし、自分の好みの位置にセットする(”Parentesi”とはイタリア語で挿入した要素という意)。
天井や壁に向けると柔らかい間接光を部屋に拡げることができるし、手元へ向ければ読書用のランプに。ちょっとしたアイデアのようだけれど、よく考えられた構造や部品から出来上がっています。
わかりやすくてシンプルなこのランプは、永く使うことのできる優れた暮らしの道具です。
私が企画&コーディネートしているイベントで、カスティリオーニデザインの魅力を探るセミナーを行います!
11/2(月) 14:00-16:00
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