照明の線路を作る
ライティングダクト、ライティングレール、ダクトレール、配線ダクト、ショップラインなどなど、いろんな呼び名がつけられているライティングダクト(ここではそう呼びますね)。英語だと”Track”、イタリア語だと”Binario”。これらには、2つの線が敷かれた線路、プラットホームという意味があります。
現在、照明を検討しているところなのが、木造2F建て住宅の1F。これまで倉庫だったところを、オフィスへのリフォームです。ライティングダクトをここにつけよう、それから、器具はベース照明とアクセントになる光を組み合わせて、などなど。。。
スポットライトを取り付ける事のできるライティングダクトは、ギャラリーやショップに限らず、天井を貼らずに仕上げた住宅やオフィスなどのインテリアでも好んで使われていますね。
シンプルで格好良く、照明の位置を容易にアレンジできるライティングダクトですが、いつもどこでも万能選手ではありません。天井や壁面の見え方(光の当たり方)はどのようになるか、見せたい場所が光で照らされているか、まぶしくないか、他の照明手法の方がより効果的な場所はないか、等を踏まえた照明計画を行ったうえで、効果的に使いたいものです。
さーて、照明の線路を作ろう。