「照明のタイプを使い分ける=全てをLEDにしない」こと

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「照明のタイプを使い分ける=全てをLEDにしない」こと

先日、住宅を新築中の一般の方から、LED照明の導入についてのご相談がありました。

「ダウンライトを中心とした全ての照明をLEDにするプランを提示されているけれど、その性能が向上途上だということ、10年後以降に器具の総交換工事をしないといけないことなどを考えると、どうしたものだろうか」、と。

次のようにお答えしました。

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確かに、今、どの照明を、どのタイミングで導入するのかについては悩むところです。このため案件ごとの特徴や用途に応じて、どのタイプの照明(光源)をセレクトしたら良いかについて、十分な検討が必要です。照明設備は家電のように簡単に「買い換え」というわけにはいきません。特に住宅照明の場合には、10年以上使用することも多いものです。

このため、「照明のタイプを使い分ける=全てをLEDにしない」ことをご提案します。

例えば間接照明、屋外など比較的点灯時間の長いところから、LED照明を採用しては。良いものが見つからない時は、E26タイプの電球形蛍光灯や白熱電球タイプの照明器具を使いながら、納得をしながら、LED電球等に交換してゆくというのも良いのではないでしょうか。

全ての場所や用途に適した万能選手はありません。またお住まいになって照明を体感した後、徐々にあかりを調整できるような部分を残すことも大切だと考えます。ひとまかせにしないで、よりよい明かりを選んでください。

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