まぶしく無いって、心地よい
照明計画の際、まず最初にクライアントへ説明することがあります。
それは「まぶしく無いって、心地よい」ということです。
やや暗いところから ⇒ やや明るいところへ移動した時。強く光っている部分を直視したり、反射してギラギラする面が目に入ってくる場合、などなど。このようなケースに、「まぶしい」ということになります。
でもご安心あれ。
「まぶしい」はきちんとした照明計画によって解決できるもの。繰り返しとなりますが、「まぶしい」の無いことによって、そこは確実に心地の良い場所へと変わります。
照明の仕事を始めた頃、「青い目の人たちはまぶしさに敏感なんだよ、黒い目の日本人はまぶしさに強いからさ。。。」と聞かされたことを覚えています。しかしながら、万人にとってまぶしさは無い方が良いもの。その「心地良さ」、「違い」を実際に体験してみればよく分かります。
光のまぶしさについてきちんと配慮をすることは、照明計画の標準であり、基本だと考えています。こんな空間の心地よさを、もっともっと作っていきます。