抑えた光とブルーの壁
昨年10月にリニューアルオープンしたオルセー美術館。
光をテーマとする印象派の作品を多く所蔵していることで広く知られていますね。
今回の改装では、絵画の背景となる壁の色、明るさへ細心の注意が払われていることが、昨夜のTV番組でも紹介されていました。
一面ガラス張りの天井からさんさんと光が降り注ぐ、彫刻作品が展示される中央ホールの回廊が137ルクスあるのに対して、ゴッホの展示室はわずか16ルクス(いずれも壁面の照度)。
抑えた光とブルーの壁が作品を引き立てています。